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【朝の喫茶店巡り旅】京都、予期せぬ出会いと忘れられない朝ごはん

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(2021年の記事をリライトしました。)

京都を訪れ朝食がテーマの旅行記です。

京都の朝は、おいしいモーニングから始めたい。

今回は、1年ぶりの京都旅で出会った、心温まる喫茶店のモーニングや、計画通りにはいかない旅の醍醐味についてお届けします。

目次

予期せぬアクシデントから始まった京都旅

先日、1年ぶりに京都へ行ってきました。

3泊4日の旅、最大の楽しみは朝食の喫茶店巡りです。 旅の始まりは少し慌ただしいものでした。東京での滞在を終え、いざ京都へ向かう日、予期せぬアクシデントが発生。予定を2時間早め、新幹線に飛び乗りました。

今回の宿泊先は東山の「タッセルホテル」。

昨年は京都駅近くの便利なホテルでしたが、今年は静かで落ち着いたエリアを選びました。ホテルのすぐ横を流れる白川のせせらぎが心地よく、心身ともに癒されます。

白川の真横なので川のせせらぎが心地よいです

近所を散策していると、昨年兄と訪れた「古川町商店街」が目の前に。

その細長い商店街を抜けると、東京の高級熟成肉店「中勢以(なかせい)」の京都店があり驚きました。以前東京に住んでいた頃に訪れた店だったので、意外な場所での再会に感動。残念ながらお休みでしたが、いつか立ち寄ってみたいものです。

初日の夜は、ホテルの近くのお蕎麦屋さんで鴨南蛮そばを食べて、早めに休みました。いよいよ明日の朝から、待ちに待ったモーニング巡りです。

鴨南蛮そばと焼き穴子そば

1日目の朝食:「やまもと喫茶」で絶品プリンを堪能

京都の朝は、早朝から開いている喫茶店がたくさんあります。

あれこれ悩んだ結果、ホテルから歩いて8分ほどの場所にある「やまもと喫茶」へ行くことにしました。

今回の旅の相方は母。旅ではいつも食事の量を半分こにするので、厚焼きたまごのサンドイッチとプリンを注文しました。

「やまもと喫茶」は、黄色と白のストライプのテントが可愛らしい、昔ながらの町の喫茶店です。

蝶ネクタイのマスターがテキパキと準備をするカウンター席に座り、まずはコーヒーを一口。一口飲んだだけで、そのおいしさに感動。素敵な1日が始まる予感がします。

蝶ネクタイが可愛いコーヒーカップ

そして、楽しみにしていたサンドイッチとプリンが運ばれてきました。 ふわふわのパンに、ふわふわの厚焼きたまご、そしてきゅうりのスライス。ほんのり効いたマスタードが絶妙です。

プリンは、銀の高台のレトロな器にのっていて新鮮でした。一口食べると、その硬さとカラメルのバランスが最高。朝からプリンなんて、と笑っていた母も、一口食べて納得の表情。「朝プリン」はありですね。

母と私用にふたつ用意してくれたこのスプーンもレトロです

2日目の朝食:番狂わせの鴨川ピクニック

2日目は王道の「進々堂東大北門前店」へ。朝からパンケーキが食べたいね、と向かいましたが、まさかの臨時休業。

Googleマップの営業時間と違い、開店まで40分も待つことになってしまいました。旅にはハプニングがつきものですが、さすがに待てない…と、目的地だった「フレンズフーズ」へ向かうことに。

「フレンズフーズ」は京都の高級住宅街にあるスーパーマーケットです。開店時間まで数分待つことになりましたが、待っていると続々と人が集まってきて、人気の高さを感じました。

店内に入ると、興味を惹かれる食材がたくさん。しかし、クーラーが効きすぎて寒かったため、長居はできませんでした。

お腹を空かせた母も不機嫌になってきたので、フレンズフーズのお弁当を買って、鴨川で食べることに。鴨川の石の椅子に座ってお弁当を広げると、これが大正解!鮭弁当と鶏そぼろ弁当は、お腹が空いていたこともあり、信じられないくらい美味しく感じました。

そこへ地元のマダムが声をかけてくれました。「お弁当、どこで買ったの?」「そこは京都のお金持ちが住んでいるエリアだから美味しいわよ」と教えてくれたり、鳥がお弁当を狙って飛んでくるから気をつけて、とアドバイスをくれたり。思いがけない出会いと、最高のロケーションでの朝ごはんに、心もお腹も満たされました。

最終日の朝食:再び「やまもと喫茶」へ

最終日の朝食は、母のリクエストで再び「やまもと喫茶」へ。

昨日のハプニングで改めて「間違いのないお店」の良さを実感したからです。

2回目の訪問では、トーストとプリンを注文。前回同様、バターとパンの焼き加減が絶妙なトーストと、最高に美味しいプリンを堪能しました。

地元の方々の憩いの場になっている「やまもと喫茶」では、常連さんがスポーツ新聞を片手にコーヒーを飲んでいました。その日常の風景が、とても新鮮で心地よかったのを覚えています。同じ喫茶店に2回も行くことで、トースターが4台もあることや、壁のちょっとした工夫など、初日には気がつかなかった新しい発見がたくさんありました。

朝食を済ませて、いざ最終日の目的地である知恩院へ。昨年はあまり見かけなかった修学旅行生がたくさんいて、活気が戻ってきたことを実感しました。

旅の教訓と大切な時間

今回の旅で学んだのは、Googleマップの営業時間も、緊急事態宣言の解除直後や人手不足などの影響で変わっている可能性があるということ。確実に目的のお店へ行くには、事前に電話で確認するのが一番だと感じました。

また、旅の必需品は水筒です。計画通りにいかなかった時でも、温かいお茶があるとホッと一息つけます。疲れた母をいたわり、無理なく旅程を組んだことも、良い思い出につながりました。

今回の旅は、ハプニングがあったり、同じ店に2回行ったり、普段とは違う体験がたくさんできました。親との旅は、かけがえのない時間。少しでも良い思い出をたくさん作って、お互いに励みになったらいいなと思います。

また京都へ行きたい…

Thank you for sharing.
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