(2022年のTea with Dress Diaryからリライトしました。)
神戸の旅は、洗練された食文化とユニークな食材との出会いの宝庫です。この記事では、計画を立てて巡る旅のスタイルを提案しながら、地元のスーパーやグロッサリーで出会った心ときめく調味料や食品をご紹介します。ギャバンのレアなスパイス、可愛らしいハンガリーのハチミツ、そして感動的な白いバターなど、神戸ならではの食の魅力を深掘りします。
旅のスタイルから見つける、新しい楽しみ
こんにちは。
今回の旅のお話は、私の旅のスタイルから始めさせてください。
以前は、忙しい日常をリセットするために、あえて無計画な旅を楽しんでいました。しかし、年齢を重ねるにつれて、**「Time is money(時は金なり)」**という言葉をより深く感じるようになりました。旅のスタミナを温存し、限られた時間を最大限に楽しむために、今ではしっかりと計画を立てるようになりました。
そんな私の旅の定番コースに欠かせないのが、地元のスーパーや市場、グロッサリー巡りです。日常では出会えない珍しい調味料や食品を探すのは、宝探しのようなワクワク感があります。今回は、そんな私が神戸で出会った、心ときめく「食」の旅の記録をお届けします。
神戸で見つけた、調味料好きのワンダーランド
子供の頃から慣れ親しんだ神戸の街は、訪れるたびに異国の文化がミックスされた独自の雰囲気に心惹かれます。特に、地元の食材店は、神戸ならではの多様な食文化を反映しており、その品揃えに驚かされます。

神戸の三宮で見つけた**「コウベグロサーズ神戸本店」**は、まさに食のワンダーランドでした。一見するとローカルな雰囲気ですが、一歩足を踏み入れると、こだわり抜かれたユニークな食品のセレクトに圧倒されます。
ここでは、普段見ることのないギャバンのスパイスの品揃えに目を奪われました。母が探し求めていた「グルメミル 四川赤山椒」を見つけた時は、まるで秘宝を発見したかのようでした。自宅のスパイスコーナーが、このお店のように奥深い世界だったら…そんな想像をするだけで、胸が高鳴ります。

旅先で出会った、特別な三つの味
この旅で私が特に心惹かれた三つの特別な「味」をご紹介します。
1. ファンタジーなハチミツ
私にとって、ハチミツ売り場は、そのお店の「気合」を測る大切な指標です。コウベグロサーズ神戸本店で見つけたハンガリー産のハチミツは、可愛いイラストとプリーツの紙蓋に一目惚れ。見た目の美しさから「パケ買い」してしまいましたが、この出会いがあったからこそ、今もオンラインで旅の思い出を懐かしみながら楽しむことができます。


2. 感動を呼んだ「白いバター」
次に訪れたのは、子供の頃から慣れ親しんだクッキーのお店、フロインドリーブの生田店です。リノベーションされた素敵な空間で、偶然出会ったのが**弘乳舎の「白いバター」**でした。

シンプルながらも洗練されたパッケージに惹かれ、購入。自宅で高級食パンにつけて一口食べると、その上品な香りと味わいに感動しました。業務スーパーにも卸していると知り驚きましたが、今ではオンラインショップで手軽に購入でき、旅から帰った後もこの美味しさを楽しんでいます。



3. イカリスーパーで見つけた特別なビネガー
神戸の高級スーパーマーケット、イカリスーパーで見つけたピノ・ノワールのワインビネガーも、忘れられない一品です。地元では手に入りにくい、ブドウの品種ごとに異なるワインビネガーの品揃えは、さすが神戸というしかありません。次回訪れる際は、全種類を試してみたいと思っています。

旅先で出会う特別な調味料や食品は、家に帰ってからも旅の余韻を楽しませてくれる、最高のお土産です。この記事が、皆さんの次の旅のヒントになれば嬉しいです。