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寒い日に恋しくなる、特別な一杯「アイリッシュコーヒー」

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(2021年のTea with Dress Diaryからリライトしました。)

寒い季節に体を温めてくれる、心も満たされる特別な一杯「アイリッシュコーヒー」。この記事では、ウイスキーとコーヒー、クリームが織りなす奥深い味わいの魅力を探ります。初めてのアイリッシュコーヒー作りに挑戦した体験記を通して、その歴史や正しいレシピ、美味しく作るためのポイントをご紹介します。


こんにちは。

ティータイムを愛するヴィンテージショップTea with DressのAtsukoです。

皆さんはアイリッシュコーヒーを飲んだことがありますか?

その名前を知っていても、どのような飲み物かご存知ない方も多いかもしれません。

アイリッシュコーヒーは、温かいコーヒーにアイリッシュウイスキーを加え、その上に生クリームをふんわりと浮かべたカクテルです。体を芯から温めてくれるこの一杯は、寒いアイルランドの気候から生まれたと言われています。

今回は、そんなアイリッシュコーヒーを初めて手作りしてみた経験についてお話ししたいと思います。

目次

アイリッシュコーヒーにまつわる物語

アイリッシュコーヒーが誕生した背景には諸説ありますが、どれも寒いアイルランドの地で生まれたという点は共通しています。

温かいコーヒーにウイスキーを加えて寒さをしのいだ漁師たち、あるいはダブリン空港のバーで乗客のために考案されたという話。いずれにしても、コーヒーにウイスキーを入れ、さらにクリームまで加えるというアイデアは、寒い冬の夜を豊かに過ごすための知恵だったのでしょう。

最近、無性にアイリッシュコーヒーが飲みたくなり、そのレシピを調べているうちに、あるベテランバーテンダーの動画に出会いました。その美しい所作と、アルコールランプでグラスを温める専用の道具に目を奪われました。

道具から入る私にとって、それはとても魅力的に映りました。残念ながら、その特別な道具は廃盤のようでしたが、それでも心はすっかりアイリッシュコーヒーの世界に引き込まれていきました。

初めてのアイリッシュコーヒー作りに挑戦

「ないものは工夫して、今あるもので作る!」

そう決めて、私は初めてのアイリッシュコーヒー作りに挑みました。

『材料』

コーヒー15g、クリーム30g、砂糖小さじ1、ウイスキー30g

コーヒーは手元にあった自家焙煎の浅煎り豆を使用し、ウイスキーはまずはサントリーの角で練習を始めました。

レシピ通りに3つの工程を同時進行で進めていきます。

コーヒーを淹れ、ウイスキーと砂糖を温め、そして生クリームをホイップ。特にウイスキーに火を付ける際は、炎が上がるので少しドキドキしましたが、プロのバーテンダーの技を想像しながら、手早くこなしました。

熱いウイスキーをコーヒーに注ぎ、その上からトロリとした生クリームをゆっくりと浮かべます。初めて作った一杯は、シナモンパウダーをトッピングして、ハーブティー用の耐熱グラスに注ぎました。

一口飲んでみると、控えめにした甘さと、ほのかに香るウイスキーが溶け合うクリームがとても美味しく、手作りの温かさを感じました。

成功への学びと次への挑戦

初めての挑戦で、いくつかの課題が見えてきました。

  • コーヒーは深煎りが良さそう: 浅煎りだと少し物足りない印象に。深煎りの方が、ウイスキーとバランスが取れそうです。
  • 砂糖はもう少し: レシピでは大さじ1くらいとありましたが、今回は小さじ1に控えめにしました。もう少し増やしてもいいかもしれません。
  • 道具の工夫: カップを温めておく、3つの工程を効率よく進めるなど、より美味しくするための工夫が見つかりました。

この小さな発見と改善の繰り返しこそが、手作りの醍醐味です。

次こそは、より完成度の高いアイリッシュコーヒーを作りたい。そんな気持ちが、私のティータイムをさらに豊かにしてくれます。

Thank you for sharing.
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