Tea with Dressの林です。ご無沙汰しております。
長い沈黙を経て、「Tea with Dress」を再び動かしてみようと思います。
実店舗を閉じてからの数年間は、自分にとって「くらしの編集期間」でした。
家族の介護、実家の整理……。
歳を重ねるごとに家族の生活習慣も変わり、自分の時間を確保することさえ難しい時期もありました。
50代という人生の折り返し地点
かつては「消費を提案する側」にいた私が、今は静かに「くらしを整える側」へと視点を移しています。
ようやく心の整理がついてきた今、これからのTea with Dressについて、少しずつ記していこうと思います。
心のさまよいを経て
かつて天神北でショップを運営していた頃は、「新しいものを生み出さなければ……」という強迫観念に囚われていました。
トレンドを追い、価値を提供し続けること。
それが仕事のすべてでした。
しかし、高齢の母と静かに暮らし、家の中の古いものたちと対峙する日々の中で、大切なことに気づきました。
「今ある時間をどう愛で、どう手放し、どう循環させていくか…」。
ファッションへのときめきが薄れ、アクセサリーをつくるのも、楽しめなくなった時期がありました。
それは、単なる倦怠期ではなく、自分の心と身体の価値観が変化していたからだと、今ならわかります。
菜園が教えてくれた「豊かさ」の正体
3年前、体の痛みによる不調を経験しました。
運動習慣の大切さを痛感し、はじめたのが、コミュニティ菜園です。

かつての私を知る人はきっと驚くと思います。
虫や土に触れることが苦手だった私が、今では夢中になって土をいじっているのですから…。
初心者の野菜づくりもはやいもので3年目…。
わからないことを知るために、今年は無農薬野菜のセミナーに通っています。
土に触れ、作物を育て、その命をいただく。
この基本的な営みの中に、求めていた「豊かさ」の答えがあったように感じます。
新しい「Tea with Dress」の形
これからのこの場所は、かつてのようなECサイトではありません。
まだ設計途中で、この機会には間に合いませんでした。
今は、くらしのこと、家族のこと、菜園から持ち帰る日々の小さな気づきなどなど…。
私のペースで、軽やかに書き留めていく。
できるだけ心のままの言葉を並べた、等身大の私を記録する場所にしたいと思っています。
リビングでお茶を飲むように、ふらりと立ち寄っていただけたら嬉しいです。
週に一度、あるいは気が向いた時に…。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

Tea with Dress

