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Tea with Dress 4th アニバーサリー企画
福岡で活躍するグラフィックデザイナーのみほさんに私の知りたいことを伺ってみました
ヴィンテージショップTea with DressのAtsukoです
ヴィンテージショップには色々なお客様がきてくださいます
私は人に興味があるので、実店舗でもウェブショップでもご来店くださる方は特に興味が湧きます
やっぱり嬉しいですし、世の中にはたくさんのお店やウェブショップがあるのに、私のお店へ来てくださることが奇跡だと思います
ヴィンテージショップTea with Dressの4年間の活動を通じて、いろんな方とお知り合いになって参りましたが、このブログではヴィンテージショップに出入りするヒトにフォーカスして、インタヴュー形式で記事を載せてみたいと思います
第一回目は、色々なお客様と出会った中で、ご縁がありそうでなかったグラフィックデザイナーというお仕事をしていらっしゃるみほさんにインタビューをしてみました
リラックスして読んでくださいね
みほさん、グラフィックデザイナーの仕事ってどんなことするのですか?
Q1:グラフィックデザイナーの仕事をしたいと思ったきっかけは?
みほさん:紙が好きだから
私もです!
みほさん:
子供時代から思春期は勉強が嫌いだった
頭が悪かった
絵が描けない
字が汚い
中学の美術の先生に絵がうまいと褒められ、美術系の高校へ進学して、学校ではデッサンや色彩科学を学びました
家族のようなクラスで、先生もとてもいい先生で、クラスメイトもみんな仲が良く、今でも交流がある仲間との出会いでした
しかし美術科では上手い子は上手い
人生で才能というか、劣等感を感じたりもしたり…
なるほど…高校生の時に自信を失うことあったなぁ…
インタヴュー中に、私も過去の自分を思い出して、みほさんとデッサンって退屈だよねと盛り上がりました!
Q2:美術系の学校だと作品展などに出したりしたのですか?
みほさん:
県展などに出展する作品はつくらなかったです
高校時代はよく遊んだ思い出が強いかな…。
Q3:高校時代の思い出は?
みほさん:
夏の合宿で、夜みんなで学校に忍び込んで泊まったこと
警備員の目を盗んで学校へ忍び込んで、カップラーメンを暗闇ですする
この時に学んだのは、食事は暗闇で食べるよりも明るいところでいただくのがおいしいと悟った…
暗闇の食事経験の話は納得!説得力のある言葉ですね…
視覚、聴覚、臭覚で食事って美味しく感じるんだよな〜と思いました
それにしても、いい思い出ですね!私は学校に泊まったことはなかったなぁ…
Q4:高校卒業後は?
みほさん:
福岡のデザイン学校でグラフィックを勉強しました
DCブランド生全盛期で全盛期、その当時では珍しいアニメ好きが多かった
社交と言えば夜クラブで遊んでました
就職活動は、就職雑誌を開いて作品集を持ってデザイン会社を何社か回りデザイン事務所に入社
Q5:転職はしましたか?
みほさん:
3社のデザイン事務所を転々としました
Q6:フリーランスになったきっかけは?
みほさん:
約10年のキャリアを積んで自分でできると確信したことかな…
大手広告代理店の仕事を下請けとして担っていたため、フィルターが何層もできて、お客様の本当のご意見が聞けなくなっていることに苛立ちを感じていました
独立は不安もあったが楽しみの方が強かったです
ご縁があり前の会社からの仕事をいただけて現在に至る
みほさん曰く「宝物は持ち前の運の良さ」だという
この言葉が言えるのは素晴らしいですよね
Q7:フリーランスになって嫌な仕事とかもあったんじゃないですか?
みほさん:
そんな状況でも楽しさを見出して、今までのテクニックと経験で乗り越えてきた
制作したものは自分の作品として消化しているので、権利も譲渡、クライアントありきです
Q8:仕事で何が好きですか?
みほさん:
打ち合わせが好きです
クライアントと打ち合わせをしているときに、会話の中で下絵ができていく
クライアントの頭の中を覗くのが好き
Q9:企業様、個人様といろいろなお客様を相手にしているわけですがご苦労はないですか
みほさん:
駆け引きも楽しみです
Q10:コロナ以降、最近のお仕事で感じる事はありますか?
みほさん:
福岡の女性が元気だと思います
ご依頼をいただくのは女性が多い。福岡の女性はタフな人が多い。
Q11:ご依頼はどんなものが多いですか?
みほさん:
ロゴ、屋号等
Q12:どのように営業されていますか?
みほさん:
営業はしていません。紹介で回っています
Q13:いつもお会いするとベレー帽かぶっていますがトレードマークですか?
みほさん:
すぐに出かけられるようにベレー帽かぶっています!
みほさん、貴重なお話をありがとうございました!!!
フリーランスと店舗経営の個人事業主の違い
みほさんにインタビューをさせていただきましたが、ものづくりのフリーランスの方とお会いすると、その方から独特な世界観を感じます
適切な言葉が見つかりませんが、近い表現は
・ふんわり雲の上に正座している雰囲気
・流れに身を任せている
・焦っていない
でしょうか…
自分にないものなのでとても憧れますね…
みほさんのインタヴューで興味深かったのは…
「遊びに行った先でお仕事が入ってくる」
とおっしゃったことが新鮮でした
目から鱗というか…わらしべ長者のようなおおらかな精神状態。興味深いですよね
そのくらい軽やかに物事を捉えることはこの時代に大切ことなのかもしれません
仕事で何が好きですか?のクエスチョンに対しては
「打ち合わせが好き!」
っていうのも意表をついた答えでした
みほさんは人が好きな方なんでしょうね…
私がみほさんに名刺を依頼した時のこと
その前に私の要望を聞いて打ち合わせ時にサンプルをつくってきてくださいました
「仕事が早い方だなぁ〜」と思いました
クライアントが考えやすいようにいくつかのサンプルを準備してくださると、自分の求めているものが導かれますよね
みほさんの準備により、私はどんな名刺をつくりたいのか、どんなショップカードをつくりたいのかがはっきりしてきました
みほさんには私のこだわりというか、細かいお願いをしたと思いますが、出来上がりを一緒に喜んでくださってとても嬉しかったです
新しい名刺とTea with Dressの新しいショップカードの制作の様子のブログはこちらです↓
最後まで読んでくださりありがとうございます