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ティータイム好きなヴィンテージショップのオーナーがオススメする!ティーコージーをご紹介します
ティータイム好きなヴィンテージショップTea withDressのAtsuko です
私はティータイム好きが講じて、私の営むヴィンテージショップの名前もTea with Dress(ティー・ウィズ・ドレス)という名前にしています
コロナ前まで買い付けに行っていたイギリスでは、紅茶の本国として、いろいろなティーポットやカップ&ソーサーなどティータイムを楽しくするアイテムが揃っています
イギリスやヨーロッパへ買付へ行っては可愛くて面白いティータイムの道具を見ては心が高揚して帰国してました
私がイギリスから仕入れてきたティータイムに関連するヴィンテージアイテムの中で、買い付けに行く度に探していたものの、理想的なあるアイテムだけは見つけることができませんでした
そこで私は、Tea with Dressでお馴染みのハンドメイド作家さんのユッカリーナ・エルドゥさんに、そのアイテムの制作を依頼してみました
実は依頼したのが2019年12月頃
時の経つのは早いですね…
インスタのDMでやりとりを重ねてユッカリーナ・エルドゥさんのおかげで素敵に完成!
昨年から少しずつ販売しています
これを探している方は直ぐに購入してくださるのでご紹介したら即完売です
今日はそのオススメなアイテムの誕生秘話についてご紹介したいと思います
最近のイギリス人は紅茶をティーポットではいただかない
紅茶の国イギリスでは、リーフティー(茶葉)はありますが、ほとんどの国民がティーバックでお茶をいただきます
理由はティーパックは気軽に紅茶が飲めて、後片付けもしやすい点で需要が多いのだと思います
もちろんリーフティーでお茶を入れる方もいらっしゃいますが、やっぱりティーパックで紅茶を入れるほうが便利ですよね
でも、不便さや手間をかけて紅茶を入れる時間に価値があると思いますので、私はリーフティーで紅茶をいれることを続けて行きたいなぁ〜と思っています
私は紅茶を毎日いただきます
私は毎朝紅茶をいただきますが、南部鉄瓶でお湯を沸かして、春夏は80度、秋冬は90度、ティーポットにリーフティーをいれて紅茶をいただいています
朝は紅茶を3杯くらいおかわりしますので、マグカップでは足りず、ティーポットが必要になります
1杯目の紅茶から少し経って2杯目、3杯目をいただくのでティーポットの紅茶の温度が大切です
温度を下げないようにする道具としてティーコージーの存在がとても大切なのです
ティーコージーって何?
ここで ティーコージーついて説明したいと思います
ティーコージーとはティーポットにかぶせる帽子のようなものです
ティーコージーが日本で売っているお店と言ったら、年に1回行われるデパートのイギリス展などで出店しているイギリス系の雑貨店等で見かけますがとてもレアなアイテムです
それらのデザインはリバティープリントのものが多く、キルティングの厚さが薄いものが多いです
と言うのも実用性よりも見た目の可愛らしさで売っているものが多いからです
本場のイギリスでも探すのに一苦労のティーコージー
先ほどもお伝えしましたが、いまどきのイギリス人が紅茶を飲む時は、リーフティーで飲む人は少なくなっていますではどのように紅茶を飲むかと言うとティーバックを使います
ティーパックはとても扱いやすいですし、飲んだ後で処分するのが簡単なので今思うととても革命的なものなんだと思います
私も実際ティーバックで紅茶を入れる日もあります
特に最近は真夏で暑いので火を使いたくないですし、洗うのも手早く済ませたいですよね
暑い時に火を使いたくないですし、洗い物も簡単に済ませたいので、ティーパックが簡単なのはいいですよね
ティーポットでお茶を飲む習慣はイギリス人の中でも少なくなってきているので、ティーポットを売っているお店はありますが、ティーコージーを売っているお店はほとんどないです
実際にイギリスでティーコージーを仕入れてみようといろいろ探しましたが、 ティーコージーを置いてあるお店を探すのは至難の業で、ほとんど見つかりません
あるとしたら、ユニオンジャックモチーフのイギリス風のお土産屋さんで、とても大きなサイズのティーコージーがありますが、テーブルの上におくと浮いてしまします
あとはカントリーサイドのイギリス風雑貨屋さんに置いてある場合がありますが、それも大きなサイズのものです
日本人は小さめなサイズが好みなので、私が思い描くちょうどいいサイズのティーコージーに出会うことがありませんね…
ユッカリーナ・エルドゥさんにティーコージーを依頼しました
イギリスでも見つからないティーコージーを理想のサイズでつくりたい
そんな思いを描きユッカリーナ・エルドゥさんに相談してみました
ユッカリーナさんもお茶を飲む方なので、興味を持ってくださり、私の理想を叶えるためにお手伝いしてくれました
こだわりポイントのティーコージーとは…
せっかくつくっていただくのですから、紅茶好きな方にも納得いただけるような良いものをつくりたいと思いました
私がこだわったのはサイズ、保温力、デザイン
これは私が昔につくったティーコージーです
この画像をユッカリーナさんに見せてイメージを膨らませてもらいました
◆バランスのいいサイズ感のティーコージーをつくりたい
ティーコージーのサイズはTea with Dressで販売しているティーポットの大きさにあうように、型紙を自分で作り、その型紙をユッカリーナ・エルドゥさんにお渡ししました
ユッカリーナ・エルドゥさんとはインスタのDMでやりとりをしていますが、理想に近づけるのにユッカリーナさんにお任せしていては時間がかかりますし、私も過去にリバティープリントの生地でティーコージーをつくって使っていましたので、その経験から型紙をおこして、ユッカリーナ・エルドゥさんへ送りました
◆保温力については実はいちばんこだわったところでした
市販のティーコージーは見た目の可愛らしさで勝負しているので、キルティングの生地1枚でつくられていますが、それだけでは、保温力が足りません
ユッカリーナ・エルドゥさんにはもう1枚キルティングを入れていただくようにお願いしました
こちらもDMだけで説明するよりも実際に入れてもらいたいキルティングを探してユッカリーナ・エルドゥさんに送ってつくっていただきました
◆東欧刺繍の魅力たっぷりのデザインを追求しました
ユッカリーナさんは東欧刺繍の伝統的なモチーフの刺繍で素敵な布小物を創作していらっしゃいます
ユッカリーナさんの温かみのある刺繍で、ティータイムにホットできる日本人好みのティーコージーをつくりたいと思いました
これは2019年の12月にユッカリーナさんにティーコージーを相談したときのラフスケッチです
ザックリしていますがここからはじまりました
ユッカリーナさんの作品からトリさんの刺繍が可愛いのでファーストティーコージーは赤の刺繍のトリさんにしていただきましたがとても可愛いと評判です
内側の生地は、ティー・ウィズ・ドレスらしく、イギリスを感じさせるタータンチェックの生地でつくってもらうことにしました
ティーポットマットもお揃いで作っていただきました
ティーポットとその下に敷くティーポットマットがちぐはぐでは、テーブルコーディネートの統一感が成されず、テーブルの上がごちゃごちゃして見えますが、ティーコージーとお揃いでつくっていただいたことで、素敵なテーブルのコーディネートが完成しました
このティーポットマットは、表に刺繍、裏がタータンチェックになっていてリバーシブルで使えます
そういう見えない工夫もユッカリーナさんに実現していただきました
進化するティーコージー
ユッカリーナさんはイラストを描く方なので、刺繍の図案もオリジナルです
Tea with Dressとコラボしていただいたファーストティーコージーは東欧の伝統的な図案にしていただきましたが、今回はユッカリーナさんのオリジナルのティーポットの刺繍をお願いしました
マスタードのリネン生地に白い糸で刺したティーポットとボタニカルなモチーフがとても素敵です
ドイツのヴィンテージポットとも相性が抜群です!
マニアックなティーコージー活用術!
ティーコージーはティーポットの保温のためのものですが、我が家では温めたおかずなどを一時的に保温するふくろのようなものとして活用しています
その時は汚さないように気をつけてくださいね…
ユッカリーナ・エルドゥさんとTea with DressのコラボしたティーコージーはWebshopで発売しています
最後まで読んでくださりありがとうございました