サイトをリニューアルしました

【福岡の素敵なお店で】憧れのガラスペン、購入に至るまで

  • URLをコピーしました!
ページに広告が含まれていることがあります

こんにちは。Atsukoです。

ガラスペンをご存知でしょうか?
ガラスペンはその名の通りガラス製のペンです。


目次

ガラスペンは日本生まれ


インクの持ちが良く、なめらかな書き心地から、あっという間に世界中に広まっていったんですって。
なんだか誇らしい気持ちになりますよね。

SNSでリバイバルが続くガラスペン

そんな日本生まれのガラスペンが、数年前からまた注目されています。

以前は、まるで美術品のように華やかなものが多かったのですが、最近では、字や絵を描く人のことを考えて作られた、使いやすいものが増えてきました。動物をモチーフにした、思わず「かわいい!」と声に出してしまうような作品もあって、見ているだけで心が躍ります。

文具好きにはたまらない!秘密基地へ

先日、ずっと行ってみたかったお店へ、ようやく足を運ぶことができました。

福岡の大手門にある「リンデ カルトナージュ」という、筆記具のお店です。

扉を開けると、そこはまるで、文房具好きだけが知っている秘密基地。
もう、入り口から「これはたまらん!」と、胸がときめいてしまいました。

私のお目当ては、もちろんガラスペン。
すると、優しい店主さんが声をかけてくださって、ガラスペンを何本か見せてくださいました。

普通の文具屋さんなら、目で見て楽しむだけなのですが、このお店は違ったんです!
なんと、実際にペンを触って、試し書きをさせてくださるというではありませんか!

これこそ、私が心の中でずっと願っていたことでした。

というのも、ガラスペンはペン先が一本一本手作りのため、個体差があるんです。だから、私と相性が良いかどうかは、実際に書いてみないと分からないんですよね。

これまでも、何度かハンズや丸善のショーケースを眺めては、「うーん…」と悩んで帰っていたことがありました。
でも、このお店では、店主さんがとても親切に使い方やインクの色まで、丁寧に教えてくださったんです。

「ありがとうございます!」と感謝の気持ちでいっぱいになりました。

まず、気になっていたお店のオリジナルガラスペンを試してみました。
私のイメージとは少し違ったので、さらに何本か試し書きをさせてもらい、最終的に選んだのは、透明で、ちょっぴり短めの、丸いフォルムのペン。

たくさん悩んだ末の出会いですから、もう愛おしくてたまりません。

インクとノート、そして温かい出会い

ガラスペンと一緒に、パイロットのインクも購入しました。

店主さんが「どんな色がお好きですか?」と尋ねてくださり、私の好みに合わせて選んでくれたのが、「冬将軍」という、上品なダークグレーでした。

ガラスペンや万年筆が人気になって、インクの種類も豊富になったので、色を選ぶ時間も、また楽しいんです。

お会計のとき、店主さんが「筆記具にハマると、次は紙質にもこだわりたくなるんですよ」と教えてくださいました。

「ええ、そうなんですか!」

と、私の心が動いたのを察してか、DIYノートというシンプルなノートを勧めてくださいました。ノートを光にかざすと、インクが滲まず、きれいに書けることが分かりました。

「あ、この紙、昔、私が便箋にこだわっていた頃に買ったものと似ている!」

なんだか懐かしい気持ちになり、これも一緒に購入しました。

久しぶりに、こんなに素敵な接客をしてくださる店主さんに出会えて、本当に楽しいひとときでした。

このお店は、地元の筆記具を超えて今では福岡の名所のようなお店みたいです。

店内の壁には、お店を訪れたお客様からのお便りが貼ってあります。
ハングルの文字や英語のお手紙が素敵な陳列で飾っていますので、それもご覧になると面白いと思います。

ガラスペンと私の出会いは大切な人からの贈り物

実は、私がガラスペンに出会ったのは、20年くらい前でしょうか、友人からのプレゼントでした。

竹の軸が古風で、細字・中字・太字の3種類のペン先がセットになった、素敵な贈り物。

もったいなくて箱にしまったままだったのですが、ガラスペンブームが再来したときに、「そうだ、あのペンがあった!」と思い出して、箱から出して使ってみたんです。

竹の軸のペンを作っている「佐瀬工業所」さんのInstagramを見ると、友人からいただいたものと少しデザインは変わっていましたが、今でも同じものが販売されていて、なんだか嬉しくなりました。

歳を重ねてのお買い物

最近は、インターネットで何でも気軽に買える時代になりましたが、ハンドメイドの個体差があるものは、やっぱり実際に手に取ってみたいものですよね。

特にガラスペンは、長年の憧れもあって、納得のいくものを選びたかったんです。

この歳になると、たとえ小さなものでも、手放すことも考えてお買い物をします。

だからこそ、せっかくなら心から「これがいい!」と思える、納得感のある買い物をしたいですね。

今回のガラスペンは、そんな私にぴったりの、素敵な出会いでした。

感謝を込めて

Thank you for sharing.
  • URLをコピーしました!
目次