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自然にお任せすること、私たちが環境を整えること。野菜づくり3年目の「土と緑の循環」、その先へ

収穫した野菜
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こんにちは。「Living by Tea with Dress」のAtsukoです。

お気に入りの温かいお茶を淹れて、ほっと一息つきながらこの記事を書いています。

先日、お店をやっていた頃の大切なお客様から、とても温かいメッセージをいただきました!

「自分にとって無理のない暮らしがしたいと思っていたところだったので、新しいサイトがとてもタイムリーで、読んでいて参考になりますし、心地よいです」

しばらくお目にかかっていませんでしたが、画面の向こうで読んでくださる方、その温かい存在を感じられることが本当に嬉しくて、胸がいっぱいになりました。

いつも見守ってくださり、本当にありがとうございます。

さて、私にとって大切なライフワークのひとつである、循環型コミュニティ菜園「ななしさいえん」の活動も、気づけば3年目を迎えました。

今日は、ななしさいえんが体現している「土と緑の循環」と、そこでたくましく育つ子どもたちの愛おしいエピソード。そして、「もっと野菜づくりが上手くなりたい!」と次の一歩を踏み出した私のお話を記したいと思います。

目次

恵みのバトン、ななしさいえんが体現する「循環」

昨日は久しぶりに、一人でななしさいえんを整える「ソロメンテナンス」の時間でした。この季節になると、仲間たちと交代での水やり当番がはじまります。
青々とした露草がのぞく中、優しく土を労わりながら畝のお手入れをしました。

この季節の密かな楽しみは、昨年の夏野菜の「こぼれ種」からひょっこり発芽した、トマトや大葉、食用ホオズキなどの予想外な自然の恵みに出会えることです。

こぼれ種から発芽したトマト

そういえば昨年は、生ごみ堆肥からカボチャが発芽し、本当に立派な実を実らせてくれて、その生命力の強さに感動したものでした。

実は、我が家のマンションのベランダ菜園でも、LFCコンポストのバッグからカボチャの種が発芽したことがあったのですが、やはり小さなプランターでは実がなることはありませんでした。

「菜園」という豊かな環境で、虫たちの力を借りて自然に受粉してもらえたからこそ、私たちは美味しいカボチャをいただくことができたのです。

なんと有り難いことなのでしょう……。

ちなみに今年は苗からカボチャを育てているのですが、すでに4つほどの緑色の実が愛らしく成長しています。今から収穫の時期がとても楽しみです。

ななしさいえんで野菜を育てる以前では、スーパーで食材として野菜を買っていた頃の私からは、想像もつかなかった「野菜の成長の背景」を、今は肌で、心で、深く感じられるようになりました。

私たちの菜園は、まさに「循環」そのものです。ただ野菜を育てるだけでなく、そこにはたくさんの命のバトンがまわっています。

たとえば、抜いた雑草は「雑草コンポスト」でじっくり堆肥にして次の命の栄養になります。時には宮司山の豊かな腐葉土を分けていただいたり、津屋崎千軒の牡蠣殻を「ぼかし堆肥」に活用したり…。

雑草コンポスト

さらに、畝の枠に使っている竹が古くなって劣化してくると、それを今度は焼いて「竹炭」にします。焼き上がった真っ黒な竹炭を細かくして土に混ぜると、それが微生物の大切な住処となり、さらにふかふかで良い土へと育っていくのです。

劣化した竹を焼いてできた竹炭

ななしさいえんでの活動を通して、世の中的には「不要(ごみ)」と思われているものが、見方を変えればすべて美しい循環に欠かせない「必要(宝物)」に変わるのだと教えられました。

無農薬で野菜を育て、そっと雑草マルチを敷き詰めながら、土地の恵みを無駄なくまわしていく。ここで採れるみずみずしい無農薬野菜は、こうした美しい循環の調和から生まれています。

菜園という場が育む、子どもたちの頼もしい成長

ななしさいえんは、地域の大人と子どもが心地よく交わる場所でもあります。最近、そんな菜園の仲間たちから、素敵なエピソードをききました。

ひとつは、いつも活動日に参加している小学5年生のお子さんのお話。

学校の体験学習で、薪を切って火を起こし、飯盒炊飯をする機会があったそうです。周りの友達が苦戦するなかで、その子はすいすいと手際よく作業をこなしたのだとか。
お母さんから「ななしさいえんで、普段から竹をナタで切ったり、ノコギリや小槌を使ったりしている経験が生かされたんです!」と、お会いするなり本当に嬉しそうに報告していただきました。
ななしさいえんでのリアルな体験が、生きる力としてしっかり育まれていることに胸が熱くなります。

もうひとつは、昨年はまだ言葉もままならなかった3歳のお子さん。

だんだん会話ができるようになり、ついに私の名前も呼んでくれるようになりました。ジョーロでの水やりを教えたら小さな手で一生懸命にやってくれますし、熊手で草を集めるコツを教えたら、とても楽しそうに手伝ってくれました。

何より嬉しいのは、ななしさいえんの無農薬野菜を、その場で「バリバリ!」と生で美味しそうに食べること。「おかげさまで、ここに来てから、すっかり野菜好きになっているんです」と微笑むお母さんの姿を見て、こちらまで幸せな気持ちになりました。

「自然にお任せ」して、環境を整える共同作業

ななしさいえんの活動をする上で、いろいろな素敵な考え方を参考にしています。中でも、アリス・ウォータースが提唱する「食べることは生きること」というセオリーは、私たちの大切なお手本です。

まだまだ発展の途中ではありますが、いつかはななしさいえんを、アメリカの「エディブル・スクールヤード」のような、命と食のつながりを五感で学べる豊かな空間にしていきたい、という夢を持っています。

自然の力にゆだねること。

解き放たれた自然にお任せしながらも、私たちがほんの少し手を貸して、居心地の良い環境を整えてあげます。この共同作業こそが、美味しくて安心な野菜をつくる秘訣なのだと実感しています。

でも、「自然農」と一言で言っても、実は色々な流派や考え方がありますよね。

「農」に関する本を読んだり調べていますが、我流でやっていると、「本当にこれでいいのかな?」「どれを選べばいいんだろう?」と悩んでしまうことも少なくありません。

3年目を迎えた今、私は「もっと自然農の知識や技術を向上させて、野菜づくりが上手くなりたい!」という純粋な欲求が湧いてくるのを感じていました。

こぼれ種から成長した食用ホオズキ

更なる野菜づくりへの一歩

そんなとき、菜園仲間で栽培担当の光恵さんが「自然農セミナー」という素晴らしい学びの場を見つけてくれたのです。
光恵さんはLFCコンポスト公認のコンポストアドバイザーで、私よりも野菜づくりや土壌関する知識が深い方ですが、更に学びを深めたいということでした。

「私もぜひ一緒に学んでみたい!」と光恵さんにお願いしたところ、「一緒に行きましょう!」と快く連れて行ってもらえることになりました。

ななしさいえんという大好きな場所を、もっと豊かに、もっと美味しく編集していくために、これからの夢がどんどん広がります。

生ごみ堆肥を貯蔵しているコンポストバンク

新しい扉を開けて学んでくるお話は、また改めてブログでご報告しますね。

野菜づくりで参考にしています。

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この記事を書いたのは…
Atsuko
「Living by Tea with Dress」管理人 。「家好きのミドルエイジ、これからのくらしを整える」をテーマに、ちいさなことが愛おしくなるようなくらしを発信している「くらしの編集人」です。愛用品はフリクションシナジーノック05とロルバーンノートA5。好きな野菜はにんじん、好きな時間はティータイム。
Thank you for sharing.
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