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予期せぬ「叔母の介護」から学んだこと。50代、これからのくらしを逆算する

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こんにちは。「Living by Tea with Dress」のAtsukoです。

50代を迎えると、親の介護や見送りについて、心のどこかで意識する方も多いのではないでしょうか。

しかし私の場合、昨年突如として訪れたのは、予想もしていなかった「叔母の介護」でした。

子供のいない叔母夫婦。

叔父が先に施設へ入所したことをきっかけに、急浮上した叔母のサポート。正直なところ、最初は「どうして私に……」という戸惑いや、大きな負担感もありました。

あれから1年。

戸惑いながらも、母と相談し、叔母と向き合い、一歩ずつ進めてきたひとつの家族の軌跡を、今日は大まかなロードマップとしてお届けします。

この記事が、ご自身のこれからの暮らしを少し立ち止まって考えるきっかけになれば幸いです。

目次

1. 発生:突如として始まった、手探りのコミュニケーション

始まりは昨年のちょうどこの時期でした。

子供のいない二人の今後の生活を誰が見るか、という問題が具体化したのです。

結果として、叔父のサポートは叔父の親族が、そして叔母の面倒は私が看ることになりました。

それまで、叔母とはそこまで深い接触があったわけではありません。

「何かあれば言ってね」とは伝えていたものの、いざ当事者になると、叔母の「心の内」を紐解くことから始めなければなりませんでした。

月に3〜4回、叔母の家に通う日々。

そこで目にしたのは、高齢の一人暮らしの厳しい現実でした。

目や足が不自由なため、床の埃や水回りの汚れに気づけず、食事の準備も大きな負担になっていたのです。

「このままこの家に住み続けるのは危ないし、いつまで続けられるだろう……」。

何かあってもすぐに駆けつけられない距離だからこそ、私たちは大きな決断を迫られていました。

2. 手続き:地域包括支援センターへの相談と、母の決断力

まず私は地域包括支援センターへ相談に行きました。

叔母はすでに「要介護1」の認定を受けていたため、そこから具体的な選択肢を絞り込んでいきました。
叔母が孤立しないよう、まずは週1回のデイサービスへ通ってもらうことにしました。

他者との交流や施設の場所に慣れてもらうこと、そして安全なお風呂で体を癒してほしいという願いを込めてのことです。

1人暮らしを続けるか、施設に入るか。

私自身は、叔母がまだ動けるうちに「高齢者向け住宅」の方が自由で良いのでは、と考えていました。

しかし同居する母は「何度も引っ越しをするのは体力的に大変。最初からしっかり看てもらえる老人ホームが良い」と、力強く背中を押してくれました。

そこから5つの施設をリサーチしました。
夏の間、汗をかきながら見学を重ねました。秋には叔母をタクシーで迎えに行き、私たちが暮らす街のホームを3ヶ所見学しました。

最終的に決めたのは、私の家から徒歩10分圏内にあるホームです。

周りにはスーパーやコンビニもあり、以前より便利な環境に、今では叔母も穏やかな表情を見せてくれています。

3. 断捨離:2LDKから8畳へ、未来を整える

ホーム入居が決まってから年末までは、まさに怒涛の日々でした。

2LDKから8畳の部屋へ。持ち物の90%を手放す大きな挑戦です。

信頼できるアート引越センターの丁寧な対応には本当に救われました。

また、処分に悩む品々は、叔母が自分から気になっていた買い取り業者さんへ。何度も査定に来てもらううちに、叔母にとって自分の持ち物が評価されることが「ささやかな楽しみ」へと変わっていったようです。

この期間に並行して進めたのが「お寺の手続き」です。

まだ元気に過ごしている叔母の永代供養について、お寺と直接話し合い、生前に手続きを終えました。
お互いが納得する形でこれを整えられたことが、私にとっては介護や引っ越し以上に、一番ホッとできた瞬間でした。

引っ越し当日、午前中に不用品を搬出し、午後には新居へ。役所やライフラインの手続きも含め、すべて一気にやり遂げました。

4. 現在:半年が経過し、見えてきた安心とこれからの自分

半年が経った今、叔母の新しいライフスタイルはすっかり落ち着いています。

毎月のケアマネジャーさんとの会議では、叔母の小さな要望も代弁し、環境を整えるサポートを続けています。

今回の介護を通じて、私は切実に感じています。

80代を過ぎてからの環境変化や整理は、本人の体力だけでは到底不可能です。

人は一人で死んでいく。

長年連れ添った夫婦も別々に旅立つ。
そんな現実を前に、一人身の私は、将来をしっかり逆算しなければならないと深く考えさせられました。

現在の私は50代、母や叔母のお世話ができる体力があります。

介護される方も歳を重ねますが、介護する側も歳を重ねて、体力や暮らし方も、同時に変わってきますよね…。

「減らせるものは減らし、整えられるものは整えておく」

これは、後に残る誰かのためだけでなく、自分自身が最後まで軽やかに、私らしく生きるために必要なこと。

「みんながハッピーであるためには、自分のモノはできるだけコンパクトにしておくこと」

私の学びとなりました。

今回は大まかな流れをお伝えしましたが、今後は「不用品業者の選び方」や「高齢者の実家の断捨離のコツ」など、具体的なお話も少しずつご紹介していきますね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう。

家の片付けも年々アップデートしていますので、最新の本を読んで参考にしています。

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この記事を書いたのは…
Atsuko
「Living by Tea with Dress」管理人 。「家好きのミドルエイジ、これからのくらしを整える」をテーマに、ちいさなことが愛おしくなるようなくらしを発信している「くらしの編集人」です。愛用品はフリクションシナジーノック05とロルバーンノートA5。好きな野菜はにんじん、好きな時間はティータイム。
Thank you for sharing.
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