脱ユニクロ!コスパ良く可愛いセーターを買うならヴィンテージのセーターがオススメです
去年からリモート会議や飲み会という新しい習慣がじわじわと定着してきました。画面越しに人に会うとはいえ、対面より少し緊張感がない分、私服のコーディネートに新鮮さがないというか、マンネリさを感じていませんか?
家にいるから良いかと、リモート会議の洋服をユニクロや無印良品を着て参加すると、同僚と洋服がかぶってしまったり、なんとなく画面越しの人と似ている洋服だなとソワソワしてみたり…。
脱ユニクロ、脱無印良品で、コスパ良く可愛いセーターを買うならヴィンテージのセーターがオススメです。
今年の冬はおうちで過ごすことが増えますので、楽ちんで、楽しくなるデザインの洋服が気になりますよね。
ちょっとイメージしてみてください。
例えば、クローゼットの中にあるセーター。意外と無地のプレーンなセーターが多いのではないでしょうか?何か欲しい時ほど無難なものを選んでしまいがちですよね。私も同じです。グレー、ブラックのセーターが2枚ずつありました。(笑)
巷では令和3年から風の時代に変化すると言われています。
一体何のことなんだろうと思いましたが、今までの既成概念を取り払って、過去の自分とは違った、もっと楽しめる時代を作り上げるということであれば、とってもワクワクしますよね。
風の時代にどんな洋服を選ぶといいのか?
外資系ラグジュアリーブランドで長くファッションの経験を積んできた私、ヴィンテージショップの店主が、風の時代の第一弾としてオススメしたいのは、ヴィンテージのノルデックセーターです。
どことなく懐かしくて、着心地が良いセーターを選ぶポイントをご紹介します。
やっぱり寒いからあったかいものが着たいですよね
参考になるといいのですが、こちらは私物のカーディガンです。
ヴィンテージのノルディックセーターで、年代は1980年代のものと思われます。2018年にベルリンへ初めて買付へ行った時に出逢いました。
ヴィンテージセーターを買付するときは、サイズ感やコンディションを確認するために試着をしますが、このカーディガンは袖を通した時に「私のものになるなぁ~」と直感が走りました。
ヴィンテージアイテムを選ぶ時のあるあるですが、試着した時のインスピレーションを感じるものを選ぶようにしています。
このカーディガンで私が気に入っているポイントは5点です
◆丈夫なウール100%の糸で編まれている
◆雪の結晶&ストライプ&ドットのベーシックなデザイン
◆私の体型にあったゆったりサイズ
◆80年代のヴィンテージ製品だから醸し出されるノスタルジックな雰囲気
◆ホワイト&ブラウンの2色使いでコーディネートしやすい
これらのポイントを解説しますね。
1.丈夫なウール100%の糸で編まれている
約18年間外資系ラグジュアリーブランドで、経験を詰んできた私の観点から、今シーズンのセレクトショップやファストファッションなど、リアルクローズのお店をリサーチして最近のセーターの傾向を考えてみました。
メリットはセーターの素材が軽くて暖かい、単色が多い、リーズナブルなものが増えてきたので、ベーシックなアイテムが多いことです。
デメリットは1年くらいセーターを着たら駄目になりやすい、伸びやすい、デザインが淡白なので飽きやすいということでしょうか。
ベーシックなデザインのセーターが多くなると、たまには個性的なデザインのセーターも着てみたい。そんな気分は誰にでもありますよね。
私のお気に入りのノルディックセーターはカーディガンは、毛糸が3mmくらいでの糸で編まれています。100%ウールなので実際着てみるとずっしりと重く感じました。でも、カーディガンのデザインが気に入っているし、着れば着るほど重さは気にならなくなり、丈夫なウールの毛糸のお陰でとても暖かいんですよね。インナーに薄手のタートルなど、軽くて暖かいものを選べば重さは気にならなくなりました。
2.雪の結晶&ストライプ&ドットのベーシックなデザイン
ヴィンテージのセーターを選ぶ時に、いちばん重要なのは理屈なしにそのデザインが好きどうかだと思います。まるで恋愛のようですね。
私の場合、自分の持っているワードローヴに合いそうで、新鮮な気持ちなるものを選ぶようにしています。
このカーディガンを着たときに感じたのは、理屈なしにこのデザインが好きだと思って買ったものの、自然と今までのワードローヴにあってしまうので、今まで私が失敗と成功を重ねてきたお買い物歴は、それなりに鍛錬されているのだなぁと思いました。
そして実際にこのヴィンテージのセーターを3年くらい着ていますが、毎年色々なコーディネートができます。
去年合わせていたコーディネートから、だんだん今年のものに合わせてみたり、去年は一回も着たりしなかったけど、3年くらい前に買っていたアイテムと合わせたら結構いい!と思ったり…。
クローゼットの中のものが、生かされて新鮮なコーディネートができたときはとっても嬉しいですよね!
そういう点ではこのデザインは理にかなっていましたので、週1で必ず着ています!笑
本当なら好きな洋服は毎日でも着たい。週3で着たいくらいですが、ファッションの仕事をしているので、マンネリにならないように気を遣っています!笑
3.私の体型にあったゆったりサイズ
私のサイズは日本サイズでは9号、ヨーロッパサイズでは38サイズで、概ね標準サイズです。
私は過去の職務経歴ではユニフォームがある仕事をしていました。
新卒時は航空会社でしたので、フィットしたスカーフとジャケット、スカートなどのユニフォーム。2回のモデルチェンジがありましたが、どちらも芦田淳先生のデザインで上品なデザインでした。
外資系ラグジュアリーブランドでは、ブラックのパンツスーツ、ブラウンのパンツスーツ、白のブラウスやスカートなど、在籍中にチーフデザイナーが3回交代したので、ユニフォームが4回変わりました。最先端のブランドだったので、お手入れも気を遣っていました。
ユニフォームがある仕事は、私服が痛むという心配はありませんが、自分にあったサイズとは言え、会社から貸与されているものですし、ユニフォームがある企業は接客業が多いと思いますので、疲れやすいですよね。
その反動からか、独立してからは本来好きなリラックスできるゆったりとしたサイズのものを求めてしまいます。
今は私服でお仕事をしていますが、ヴィンテージセーターは私が販売している商品ということもあり、今までの仕事とはタイプが違って、リラックスした気分で着ることができます。
このカーディガンが気に入っているのは、肩がゆったりしているところです。そして袖丈もジャストでした。袖丈があうヴィンテージは運命を感じるほど嬉しいですね。
多分サイズ的には1、2サイズ大きいのですが、袖口がしまっているのと袖丈もちょうどいいので、着やすく感じます。
最近の既製品のセーターの中には袖が長いものも多いので、違和感を感じることもありますが、ヴィンテージセーターは、巡り巡ってジャストフィットのものに出逢えるとその感動もあり、愛着が湧いてきます。
4.80年代のヴィンテージ製品だから醸し出されるノスタルジックな雰囲気
人との向き合い方がどんどん難しくなっている時代に生きているからなのでしょうか…。
着るもののデザインはちょっと懐かしくて、風情があるものを求めていると思います。
初めて出逢ったものから感じる懐かしさや、着ている自分や、ものの背景をイメージできるような、そんなインスピレーションがとても面白いと思います。
去年はコロナウィルスが登場して、特に人との距離を取らないといけない状況でした。
今も続いていますが、ソーシャルディスタンスを考えて、行動していくことが習慣になりますので、前のように人と触れ合うことができない分、商品の力で補うことができるのであれば、それは素敵なことですよね。
1980年代は世界的に経済が回っていた時代でしたので、とてもユニークなカルチャーが発展しました。
特にアートやファッション、音楽においては、色々な思考が盛り込まれて、今の時代から見ても心が躍るものが多いですよね。
ノスタルっジックな思考から、精神的な安定というか、安心感を得られることは医学的にも証明されています。
懐かしく愛しいものを再発見して身につけることは、ポジティヴなことなんだと思います。
例えば、断捨離で押し入れの中に仕舞っていたものをひさしぶるに見ると、ノスタルジックな気持ちなりますよね。
私は年に2回は大掛かりな断捨離をしますが、押し入れに仕舞っていた洋服を断捨離しようと仕分けをしていると、それを買うまでの経緯の思い、特別な気持ちが残るものは捨てることができないものです。
ノスタルジーな気持ちがプラスになる洋服はデイリーのワードローヴに加えて
着まわしてみるとまた新鮮なコーデができると思いますよ。
5.ホワイト&ブラウンの2色使いでコーディネートしやすい
このノルディックセーターは、雪の結晶のモチーフがノスタルジックで、可愛いと思ったことも選んだポイントですが、私の場合色選びも重要です。
私の好みですが、冬はダークカラーのアウターが多いので、白のアイテムを着ることでライトな印象でコーディネートをするのが好きです。
このデザインはホワイトとブラウンのストライプの間に、ドットが交互に混じっているので可愛いですし、2色使いなので、コーディネートがしやすいのです。
ホワイトとブラウンのストライプで、色のメリハリ効果で軽さが出ますので、見た目もライトでいいなと思いました。
今回は私のお気に入りのヴィンテージカーディガンの選び方やコーディネートについてご紹介いたしましたが、これはあくまでも私の好みです。皆さんはお好きな感覚で選ぶといいと思います。
まとめ
◆脱ユニクロ、脱無印良品のマンネリコーデを回避ができるセーターはヴィンテージセーターがオススメです
◆あたたかいセーターを求めるならウール100%で80`Sのノルディックセーターがオススメ
◆セーターのデザインは2色使いものがコーディネートしやすい
◆セーターはゆったりしているものが楽ちんで特に肩まわりが広いと着やすい
◆ヴィンテージウエアでノスタルジーを感じることで精神の安定につながる
ヴィンテージのセーターやカーディガンはヴィンテージショップTea with Dressの定番商品です。
オンラインショップでご紹介していますので是非覗いてみてくださいね。
最後まで読んでくださりありがとうございました。