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お一日詣り、水害から考える「山・街・自分」の巡り。防災士の私が気づいた自然とのつながり【くらしの循環】

一日詣り
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こんにちは。「Living by Tea with Dress」のAtsukoです。

「家好きのミドルエイジ、くらしを整える。」をテーマに、日々の心地よいくらしについて記しています。

土曜日のテーマは「くらしの循環」。

8月1日。今朝はお一日詣りで、宮地嶽神社の奥宮まで歩いてきました。

今日は大夏越祭があるらしく、茅の輪が3つありました。

いつもの参道も、昨夜参加したあるお話し会のおかげで、いつもとは全く違う視点で見つめる朝となりました。

今回は、昨夜学んだ「水害と山の関係」、地域での防災活動、そして私たちの暮らしを支える「自然の巡り」についてお話しします。

目次

防災カードゲームで届いた、多世代のリアルな声

昨日はお話し会の前に、地域の防災士として公民館で「防災カードゲーム」の1回目を行いました。

高齢の方から小学生までが集まり、ゲームを通して防災や身の回りの安全を考える取り組みです。

ゲームの中で特に印象的だったのが、ある小学生の男の子の言葉でした。

「知らない人に声をかけられた(道を聞かれた)」というクエスチョンに対して、どの対応カードを選べばいいか困っていたのです。

「相手が良い人なのか悪い人なのか分からないから、どう判断していいか迷った」という素直な意見でした。

一方で、そのやりとりを聞いていた高齢の方が「『どこに住んでいるの?』って気軽に声を掛けてはいけないのね」とおっしゃっていました。

昔からの顔見知り同士なら気にならない声かけも、最近はちょっとした一言から大惨事に繋がるリスクを大きく捉える時代になってしまったのだと、時代の変化や地域での繋がり方について改めて考えさせられました。

防犯や自然災害など、大人も子どもも一緒になってリアルな不安や視点を共有できたことは、防災を日常のものとして捉える素晴らしいきっかけになりました。

山と街、そして水害はすべてつながっている

カードゲームの熱気も冷めやらぬまま、昨夜はキッカケラボでNPO法人SOMA主催の「水害から考える山、まち、自分とのつながり」というお話し会に参加しました。

私の住む地域でも昨年水害がありましたが、以前にSOMA主催の山の保全活動に参加した経験があったため、とても興味深い内容でした。

3年前に参加した時に撮った画像がありました。

宮司山の山頂へ登り、落ち葉を地面に刺して、水を留めるという「落ち葉ダム」。このアナロな作業、とても良い経験でした。

お話しの中で特に深く頷いたのが、「水害・土壌・道路のひび割れ」の関係性です。

  • 山に保水力がないと、雨水が急激に街へ流れ出る
  • 道路に溜まった水は、まるで磁石のようにアスファルトの下の土砂を削り去っていく
  • その結果、土台(土砂)を失った道路にひび割れが生じる

日本の国土の約70%は森林(山林)です。

かつてはお百姓さんをはじめ先人たちが代々山の管理や保全の知恵を受け継いできましたが、現在は高齢化や所有権の問題で山の手入れが難しくなっている現状もあります。

山が傷むと街が傷み、それが巡り巡って私たちの暮らしや災害のリスクとして返ってくる――まさに「山・街・暮らし」は大きな循環の中に存在しているのだと再確認しました。

朝の参道で気づいた「土と水」のサイン

昨夜の学びを胸に今朝は奥宮を歩いてみると、今まで見過ごしていた景色が目に入ってきました。

山の木々の根元を見ると土が流れて山肌が露出し、木の根が浮き出ています。

今朝は無風で、風鈴の音色がなかったこともあり、じっくり山の様子を見ていました。

「あぁ、山に水分が足りていないんだな」「上に水を溜める仕組みがもっと必要なんだな」と実感しました。

さらに足元の道路を見つめると、昨夜聞いた通り、あちこちに小さなひび割れが。その下で土砂が少しずつ減っている光景が目に浮かびました。

九州での地震や東北での水害など、日本はいつどこで災害が起きてもおかしくない地盤の上にあります。

だからこそ、ハザードマップを確認することと同じくらい、「普段から身の回りの自然や土の状態に目を向けること」が大切な備えになるのだと感じています。

むすびに

山を守り、土を育み、街の安全を守る。 私たちがやっている野菜作りや日常の防災活動も、すべては自然の循環とつながっています。

大げさなことを一気にやるのは難しくても、山や自然に向き合い、身の回りの変化に気づく時間を持つこと。そして「自分や家族の身を守る意識」を自分の中で巡らせていくこと。

8月のはじまりに、命と暮らしを支える自然の循環に感謝しながら、自分にできる小さな防災と整えを続けていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事を書いたのは…
Atsuko
「Living by Tea with Dress」管理人 。「家好きのミドルエイジ、これからのくらしを整える」をテーマに、ちいさなことが愛おしくなるようなくらしを発信している「くらしの編集人」です。愛用品はフリクションシナジーノック05とロルバーンノートA5。好きな野菜はにんじん、好きな時間はティータイム。
Thank you for sharing.
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